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自作電子楽器ノブログ
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カテゴリ:kp2モバイル化( 1 )
kp2モバイル化1
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kp2をクラブに持ってても電源ねー、みたいな状況によく陥るので
電池駆動ができないkp2をどこにでも持って行けて、コンセントなくても、すき放題つかえるようにしたい!ということでやってみることにしました。



*この記事はkp-miniが出る前にやったことなので今電池駆動できんじゃんなんていわないで!!



 最近の電気製品(ここでkp2と固定しないで電気製品全般といっている理由はこのモバイル化がkp2だけでなくどの電気製品にも使えるからです)はどんどん小型化され、持ち運びできる(モバイル化される)傾向にありますが、小型化する一方で、持ち運ぶのに重要な電池駆動できるという項目があまりみあたらないように思います。
どんなに小さくしていっても、電源がコンセントから供給するようなものでは、駆動するのに環境が決まってしまって、持ち運ぶ意味が半減してしまっているような気がします。
そこで、市販の電気機器(kp2)に電池を外付けして、モバイル化してしまおう、というのがこのプロジェクトです。

ただし、もしかしたら実行するのには電池を扱うので大変な危険が伴う場合(爆発的な?)があるかもしれません。
万が一そういうことが起きてもこちらでは責任は取れませんので、各自責任の元でおこなってください。
しかし、そういうことが起きないようにわかりやすく丁寧に行っていきたいとは思います。

ここでは、最低限知っておいてほしいことを書いておきます。
全部読む必要はないので必要に応じて読み進めてください。

-------電流の話-------
 電流には大きく分かれて直流(DC)と交流(AC)とがあるのはご存知ですね。
直流は電圧を変えずして電流の向きが一方向(+から-)の電流を流す方式です。
一方の交流は電圧が時間とともに規則正しい波を描くように変化して電流の向きが交互(+から-、-から+またその逆)に変わるものです。
交流は主に家庭用の電気に使われていて、西日本では1秒間に電流の向きが60回変わる(周波数=60Hz)交流であり、東日本では1秒間に電流の向きが50回変わる(周波数=50Hz)交流が使われています。

-------アダプタ(電源)の話-------
ここで下ののアダプターをみてください。


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これは普通のミキサーのACアダプターです。
 アダプターの表示のところに
[入力:AC 100V 50/60Hz 14VA]
と書いています。これは、入力つまりコンセントからAC交流が50Hzもしくは60Hzならばこのアダプターは使えますと書いてあるわけです。
ということは、このアダプターは西日本、東日本どちらでも使えるってことですね。
もちろん日本の電化製品ならば、ほとんどの確率で入力にこう書いてあるはずです。
 
 つぎに同じアダプターの出力をみてみましょう。 [出力:DC 15V 500mA]と書いてあります。
これはコンセントから出た電流(AC)がアダプターを通ってこの出力のように変換されますってことなのです。
つまり、アダプターとは交流(AC)→直流(DC)の変換器であるということです。
またその機器(この場合vestaxのmixer)は直流の電流をもらうと動くということもわかります。
 
-------電池の話-------
アダプターの仕組みがわかったところで、電池の話をしましょう。
電池は直流です。
だから、アダプターのかわりになることはわかりますね。
さっきのアダプターの話の [出力:DC ~V ~mA]のように電池の電気を出力するようにしてしまえばいいのです。
そこでそうするにはどうするか?ということです。
ここでは電池を直列接続してほしい電圧を作ります。
直列接続では電池ひとつの電圧は5Vなので二つあわせると10Vになります。
ここでたとえば [出力:DC 12V 200mA]とアダプターに書いてあれば、電池を8本(1.5V×8本=12V)にすればよいので、1.5Vの電池を8本直列につなげばよいことがわかります。
さっきのアダプタ[出力:DC 15V 500mA]ならば1.5Vの電池10本直列に使えば15Vになりますね。


まあこのように作っていくわけです。


-------材料-------

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まず電池ケースですが、電池ケースと名前がついていて写真のように赤と黒(違う色の場合も二本)の線がでていれば何でもいいです。
この線は後にDCジャックとつなぐので、重要です。
それぞれの線は+、-の極性を持っています。
写真のケースはそれぞれの電池が直列につないであるので、全体で1.5V×4本=6.0Vになります。
もし12Vの電源が必要ならば、これを二つ買って直列につなげばよいです。より持続させたいならば、並列につなげばよいだけです。


電源プラグはプラグ差し込む部分の大きさに違いがあります。それは扱える電圧の大きさによって異なる場合が多いです。
購入の際は大きさに注意する必要があります。
使用する機器のアダプター接続部分を確認してください。
また極性にも注意してください。極性とは、+-のことで、右のアダプタの極性の写真をみてもらうとわかるのですが、真ん中が+、外枠が-(センタープラス)、また逆の場合もあります。
右のアダプタの極性の写真をみると、センターマイナスであることがわかります。
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電池はいろいろな種類がありますが、オキシライドがよろしいかと思います。
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電圧1.5V。
あと充電池での駆動も考えていて、ソーラー充電とかもできるようにしたいですね。(できたらですが。。。)

-------作り方-------
上で紹介した物をとりあえず集めましょう。
ホームセンターとかプラモ屋で、電気工作の部品が売っているので、がんばって集めましょう。


つぎに物が集まったら、まずは電池ケースをみてみましょう。
ACアダプタのプラグと電池ボックス(単三電池なら8本(直列で12V)が入るやつ)を買ってきて、半田で繋げばできあがり。
それを本体の電源ジャックに差し込めば動くはず。
付属のACアダプタと同じ大きさのプラグを見つけるのが意外と面倒かも。似たようなのがたくさんあって、似てるのに間違ってると微妙に刺さらないたりするんで。
下の模式図を見てもらったら作り方はわかりやすいと思います。
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最後にお約束としては自己責任で。

まあなんともはや!できました。ぜんぜん使えます。これだけでもけっこう楽しめますよー!
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by toucyy | 2006-06-26 01:02 | kp2モバイル化


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Toucyy

某外資系半導体メーカー勤務、その傍らDJの経験とハードウェア、ソフトウェアエンジニアリングのバックグランドを生かし活動中。自作電子楽器でLive & DJ

patlo (yamamo2 + toucyy)
picnome、picratchbox開発者yamamo2さんとユニット組み、本格的に自作電子楽器でLiveやってます。

電子楽器と音楽と人とのつながりをいろいろ考えるのが最近のはまり。

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http://tokyomax.jp/?p=696
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もうライブで使えるレベル――DIY楽器がますます進化



10th Analog Synthesizer Builders' Summit Party



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